十月七日は京都市左京区のお客様よりお茶道具の買取り依頼をいただきました。
お客様は何度も当店をご利用いただいておりまして、先月の初旬に引き続きご依頼をいただけました。
今回もお茶道具で最もポピュラーなお茶碗が中心でございました。内容としては、箱入のものから裸のものまで沢山のお茶碗がございました。拝見させていただきながら、いつもながら状態が良くきちんとお道具の管理をされている様子がうかがえました。この日も沢山のお茶碗をお譲りいただくことができました。
買取りさせていただいたお品物は、
まずは、萩焼。作家は田原陶兵衛と波多野善蔵の作品で一点ずつの評価ができました。
次に、私の出身地で、私自身も好きな焼物のひとつであります宇治の朝日焼。松林豊斎の作品です。こちらも一点ずつで評価させていただけました。
続いては、丹波焼で西端正作、大井戸写しで丸子窯作、三重県の楽山窯で清水日呂志作の三点です。こちらも作行きが良いものであったので値段はわずかですが一点ずつ評価させていただきました。
最後にまだまだ十分使える箱無しのお稽古茶碗をまとめて評価させていただきました。
今回お譲りしていただきましたお茶碗たちは次の欲しい方のもとへ、また、私のもとで活躍できるものときちんと橋渡ししてまいります。
数ある業者の中より当店へいつもご依頼をいただけますこと感謝申し上げます。またコロナ禍にも関わらずご依頼をいただけましたこと併せて感謝申し上げます。この度も誠に有難うございました。
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