高木治良兵衛(たかぎじろべえ)
釜師である高木家は、大西家十代浄雪のもとに兄(玉村徳兵衛:浄徳)と弟子入りした弟が独立し、一八五五(安政二)年に高木治良兵衛として三条釜座で創業したのが始まりです。
・初代:一八二八~一八八一年
・二代:一八六一~一九二四年
・三代:一八八一~一九五七年
・四代:一九一一~一九九六年
・五代:一九四一~一九八三年
・六代治良兵衛(一九四三~)
本名浅野昭夫といい、鎚起師(ついきし)で三世浅野美芳として活動する一方で義兄であった五代治良兵衛の急逝にともない、四代治良兵衛に師事。釜師としての修行を重ねて六代を襲名しました。
・七代(当代)治良兵衛(一九七二~)
本名、高木篤史。五代の長男として生まれました。祖父である四代と叔父の六代に鋳造を、六代には鍛金を師事されました。二〇一六(平成二八)年に七代を襲名されました。
作品一例
竹梅地紋宝珠釜
銘と箱書
当店では高木治良兵衛の作品を買取りしております。
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