六月二十四日は、京都市山科区のお客様より出張買取りのご依頼をいただきました。
約三年前に一度ご縁をいただいていてお客様で、再度当店へご依頼をいただきました。
今回はお家の二階に眠っているお道具を整理したいとのことで一体どれくらいの価値があるのか見てほしいとのことでした。
拝見させていただいたお道具は贈答品の類に分類される花瓶類、漆器類などや掛軸も数本拝見させていただきました。一点ずつ拝見しながら最近の取引状況や商品に関する説明などしながらお道具の価値を発表させていただきました。贈答品類やネームバリューの無い画家の掛軸などは残念ながら一点ずつ評価をすることが難しく「まとめていくら」という評価しかできないことを正直に申し上げました。お客様は残念がっておられ寂しくなるので残しておくことを決意されました。
その中でもお茶道具の茶箱などは引き取ってほしいと仰られ少しですがお値段を付けさせていただきお譲りすることになりました。
最後にお客様は「残念やけど売る売らないに関わらずしっかりと解りやすい説明してもらったので評価に納得できた。」と仰っていただけました。
当店ではこのようにお道具は様々な思いもありますので無理にお譲りしていただくことは避けており、ご納得いただけたお道具だけ買取りさせていただいております。またお道具の取引現状などを知っていただく上でもこのようにきちんとした説明は必要だと考えております。当店のサービスポイント「丁寧な拝見、きちんと説明」をご納得いただけことも今後の励みになります。
今回お譲りいただきましたお道具は次の活躍できる場へと橋渡ししてまいります。
コロナ禍にも関わらず、この度も当店にご依頼をいただき誠に有難うございました。
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