加藤錦雄（かとうかねお）

一九三四年（昭和九）年の生まれ。日本伝統工芸展入選。日本工芸会東海支部展入選。

愛知県瀬戸市赤津地区の伝統的工芸品に指定されている赤津焼の陶芸家です。赤津焼の歴史は奈良時代から始まったともいわれ、須恵器という土器が起源だと伝えられています。その後は徳川家康が名古屋開府に合わせ窯屋を呼び戻し、尾張徳川家の御用窯として栄えることになりました。

その伝統を受け継ぎ、赤津焼を中心に高麗写しまで、茶碗や茶器など茶陶を中心に手掛けてこられました。

作品一例

・割高台茶碗写し

箱書・陶印

・「可」の陶印の他、彫名も有り

当店では加藤錦雄の作品を買取りしております。