岩崎新定(いわさきしんじょう)
一九一三(大正二)年、遠州七窯の一つ「膳所焼」の窯を復興した岩崎健三の長男として生まれる。京都高等工芸学校陶磁器科卒業。父に師事し作陶。各地の百貨店・画廊などで個展を開催。一九八五(昭和六十)年には滋賀県文化賞を受賞し、滋賀県伝統工芸品の指定も受けました。昭和六十二年には膳所焼美術館を設立し、時代を超えた名品の収集と研究に努められました。一九九一(平成三)年には通産省より伝統産業功労者の表彰を受けました。鉄釉、青地金襴手、染付などをてがけ茶席の他の道具との調和する作品を目指して作陶しておられました。
作品一例
陶印と箱書
※只今店内企画展「遠州七窯を楽しむ。」開催中!(二〇二一/九/二~十/三十まで)※
当店では膳所焼・岩崎新定の作品を買取りしております。
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