茶の湯日記

お茶道具の出張買取り、京都市左京区。

久々の買取り投稿です。

三月二十五日は数年来いつもご贔屓にしていただいております左京区のリピーター様よりご依頼をいただきました。

コレクションの整理にあたり買取りをお願いしたいとのご用命でおうかがいしました。この日は久々にお会いできましたので、まずは近況報告がてら楽しくお話から始まりました。お客様とはお道具の趣味が非常に近しいものがありお道具の話に移り自然にお道具の拝見へと

この日もお茶碗がメインで、一点ずつ道具にまつわる会話(出来ばえや形、作家さんについてなど)、を交えながら拝見させていただきました。いつもながらお手入れが行き届いたお茶碗たちは、保存状態も良くいつも私は感心させられます。

査定については、昨今の茶道具の市場価値が低迷し続けている現状をお話させていただきながら報告をさせていただきました。さらに落ち込んでいることに大変驚かれておられましたがご納得いただきこの日も沢山のお茶碗をお譲りいただけることになりました。

今回お譲りいただきましたお作品は、

寒川義崇作の古曾部焼では安南手が染付と赤絵の二種、高麗茶碗写しでは狂言袴(久田尋牛斎書付、銘:好日)、呉器絵高麗

古曾部焼買取り

《買取品目》古曾部焼ー大阪府のやきもの

松林(朝日)豊斎作、朝日焼では十五代作の灰釉茶碗、十四代作の鹿背紅鹿背斗々屋、工房作に鹿背平茶碗。

朝日焼買取り

・中国地方の焼物では、小松健作の茶碗、十一代長岡空権作の出雲楽山焼刷毛目。

萩焼、出雲焼買取り

《買取作家》長岡住右衛門・出雲楽山焼

西岡小十作の唐津焼では朝鮮唐津皮鯨

唐津焼、西岡小十買取り

合わせて十四点でございました。

お譲りいただきましたお茶碗たちは大切にしていただける次の欲しい方のもと、また当店「茶の湯喫茶」にて活躍させていただけるものとキチンと大事に橋渡ししてまいります。

お客様にはいつもご贔屓にしていただき、度々のご依頼をいただき重ねてお礼を申し上げます。本当にいつもありがとうございます。  

 

 

ご家族・ご親戚で お茶を教えておられた

お茶を習われておられた

お道具を収集しておられた

今では使わなくなったお茶道具きちんと買取りします。

新旧・書付お稽古道具問わず丁寧に拝見させていただきます。

お気軽にお問い合わせ下さいませ。

 

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