茶の湯日記

茶の湯の銘ー季節のことば「春-暮らし」

≪春の銘ー暮らし≫

・立春大吉(りっしゅんだいきち)

今日から春になるという日にこの四文字の札を門口に貼る習慣。

・踏青(とうせい)

若草を踏み春の野を散歩すること。

・潮干狩、汐干狩(しおひがり)

満干(みちひ)が最も大きくなる春分の頃、干潟で貝を獲る。

・春燈、春灯し(しゅんとう、はるともし)

春の燈火(とうか)のこと。

・鞦韆(しゅうせん)ぶらんこ、ふらここ

ぶらんこはのどかな春を表す季語になっているようです。鞦韆は中国での呼び方。雅名はふらここ。

・巣立(すだち)

雛が大きくなり巣を離れる。子が親元を離れ独立する。

・蛍雪(けいせつ)

努力して学問する意味。中国の晋の時代の車胤(しゃいん)という人は貧乏で油が買えず、袋に集めた蛍の光で書を読み、同じく孫康(そんこう)は雪の明かりで書を読んだという故事から。

・目借時(めかりどき)

春の眠気をカエルに目を借りられたせいと考える俗説にちなんだ季語のようです。「妻狩時(めかりどき:カエルのお交尾期)」を語源とする説も。

 

次回は、茶の湯の銘ー季節のことば「春ー年中行事

※参考文献「茶の湯の銘 季節のことば(淡交社)」

 

当店では新旧・書付ものからお稽古もの問わず

お茶道具であればきちんと拝見、買取りさせていただきます。

 

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