第三回の企画展をお知らせいたします。
今回は「萩焼」スポットをあててみたいと思います。
「一楽、二萩、三唐津」と茶人の間で古くから格付けがなされてきたように萩焼の評価は高く今でも良いものとされています。1一六〇四(慶長九)年ころより始まったと伝えられ。現在では「松本萩」、「深川萩」の二系統が伝統を引き継いでます。
今回はその歴史ある萩焼を実際に手にとっていただき、その感触や造形などに触れ、気軽に楽しんでいただければと思っております。「萩の七化け」と言われるほど使い込むうちにその表情が変わっていく非常におもしろい特徴をもつ焼物です。展示内容としましては現代作家作品を中心に展示させていただきます。その中よりお気に召しましたお茶碗がございましたら、そちらでお抹茶一服を召し上がっていただくことも可能でございます。また購入も可能ですのでお気軽にご相談いただければと思います。
開催期間は一月十六日から二月十七日までとなっております。
茶道、茶の湯、萩焼に興味を持っていただき皆様の入口になれば幸いにございます。
古道具さわだ・茶の湯喫茶店主:澤田 知明