船越永景(ふなこしながかげ)一五九七(慶長二)~一六七〇(寛文十)
旗本で通称は三郎四郎。景直の子。徳川家康の小姓となり出世をする。三代家光上洛のさいには浜名湖の今切(いまぎれ)の渡しの普請を奉行して名を上げることとなり、作事奉行に起用され、家光の廟所大猷院(たいゆういん)宝塔の作事の功で従五位下伊予守に叙任されました。
茶の湯は小堀遠州から学んだといわれ、茶人としての名も高かったようです。晩年は片桐石州とともに御道具奉行として将軍家御道具を預かりました。
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