茶の湯日記

お茶道具の出張買取り、京都市北区。

七月七日は引き続きご贔屓にしていただいている、リピーター様よりお茶道具の出張買取り依頼をいただきました。

いつも数点と申し訳なさそうにお電話を頂戴しますが、当店としてはお仕事をいただけることは有難く、喜んでお伺いさせていただいております。

この日はお茶碗が三点と水指が一点の合計四点でございました。お茶碗は通次廣氏の作品でした。高麗茶碗の写しに定評があるように忠実に再現された、「釘彫伊羅保」のお茶碗で風格があり良い作行のものでした。そのほかのお茶碗は浅見五郎助作の「刷毛目系」とお稽古茶碗で「彫三島」でした。しかし、残念ながら五郎助作のお茶碗は傷があり評価が難しい品でした。水指は京焼の仁清写しのものでしたがこちらも傷があり評価に響きました。

通次廣作品は一点で評価させていただき、その他の作品はまとめての評価をさせていただきました。

 

通次廣・京の茶道具作家 -買取り作家-

 

この日もご納得いただきお譲りいただけることになりました。お譲りいただきました「伊羅保」のお茶碗は当店の「茶の湯喫茶」にて活躍の場を提供させてあげられればと思います。他のお道具につきましても次のほしい方のもとへと橋渡ししてまいります。

この度も拡大するコロナ禍にも関わらず、いつもご依頼をいただき誠にありがとうございます。

 

当店では新旧・書付ものからお稽古もの問わず

お茶道具であればきちんと拝見、買取りさせていただきます。

 

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