茶の湯日記

今日の手作り和菓子ー桜手毬(さくらてまり)

本日の店主手作り和菓子は練りきり(餡子に白玉粉などを混ぜて練った上生菓子)で「桜手毬」を作ってみました。

いよいよ気候も寒さの峠は越えて暖かくなりはじめてきました。しかし今年は一気に五月初旬の暖かさ二〇度台まで上がり春というよりは初夏の勢いです。そんな中、本日三月十七日の朝のニュースでは東京・福岡では早くも桜の開花宣言が今日にも発表されるとか!全国的にかなり早い開花になりそうですね。その便りを聞き桜の開花と春の訪れをイメージしたお菓子をこしらえてみました。

練りきり、桜手毬

用意するもの:
白こしあんと白玉粉で練りきりを作り、赤と黄・青の色粉を用意します。中に入れる餡はお好みで。

まず白の練りきりで中餡を包み丸めます。次に青と黄で色付けした小さな練りきりを丸めて用意します。青は薄くほんのり水色になる程度に色付けします。今度はそれを長く細くしていきます。その細長くしたものを好きなように白の本体に貼り付けていきます(私は渦状になるようにしました)。そして優しく丸めて本体になじませていきます。

全体になじんだら、三角棒(私は百均のステンレス定規を使います。)などで線をつけていきます。直線で分割するもよし、折り返しながら線をつける(こちらは少し練習が必要です。)もよしです。

あとは赤で薄くピンクに色付けした練りきりを薄く伸ばし、桜の型抜きで花を抜いていきます。そのまま本体に貼り付けても良いですが、切って花びらを作ったり、花びらにしわを入れてみたり、花芯をつけてみたりアレンジもできます。

今回の「桜手毬」は黄色の菜の花畑に流れるせせらぎに桜が舞い落ちるイメージを表現してみました。

 

 

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