本日の店主手作り和菓子は練りきり(餡子に白玉粉などを混ぜて練った上生菓子)で「てふてふ(蝶々)」を手毬で表現てみました。
少し寒の戻りが来ておりますが、三月も後半、もう春はすぐそこです。虫や動物、花たちの命が芽生える季節です。その中で今回は蝶々を題材に練りきり作成にチャレンジしてみました。
用意するもの:
白こしあんと白玉粉で練りきりを作り、本体の大きなものと豆粒ほどの練りきりと蝶々の胴体部になる分も適量ちぎっておいてください。黄・青の色粉を用意します。中に入れる餡はお好みで。
まず白と黄色の練りきりそれぞれ中餡を包み丸めます。次に豆粒ほどの練りきりを青で色付けします。青は薄くほんのり水色になる程度に色付けします。
そして先ほどの白いほうの練りきりを手の平で伸ばし、中心にくぼみをつけて青の豆粒練りきりを乗せぼかしていきさらに手の平で伸ばし中餡を包んで丸めていきます。同じようにして黄色の練りきりには白色の豆粒練りきりをぼかし丸めていきます。
次に丸めたそれぞれを糸で半分にし、白と黄を互いにひっ付けあいます。そしてさらにそれを半分にして同じように互いにひっ付けていきます。優しく丸めてなじませていきます。これで四分割の色分け手毬が出来上がります。
そして細工です。三角棒(私は百均のステンレス定規を使います。)などで線をつけて細かく分割していきます。
分割できたらあとは蝶々の胴体部になるものを形作り貼り付け先の細いもので触覚を刻みます。これで完成。色などはお好みでいろんなバリエーションが楽しめると思います。
今回の「てふてふ」は青く晴れた春の空を優雅に舞う黄蝶(きちょう)をイメージし表現してみました。
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