本日の店主手作り和菓子は練りきり(餡子に白玉粉などを混ぜて練った上生菓子)で「早蕨(さわらび)」を作ってみました。
春の山菜の一種「わらび」、三月中旬ころ九州で旬を迎え始めて、四~五月の中旬ころに本州、六月初旬ころに北の地方へと順に旬を迎えていく春ならではの食材です。そんな蕨の芽吹き始めた状態を「早蕨(さわらび)」といい、今回はその季節の先取り感覚をお菓子の題材にし作成してみました。
用意するもの:
白こしあんと白玉粉で練りきりを作り、抹茶(粉末状)を用意します(なければ緑の色粉など)。中に入れる餡はお好みで。
完成した練きりに色付けとして今回は抹茶を練りこんでいきます。色付けした練きりを手の平で伸ばし、中餡を包み丸めていきます。
あとは簡単、丸めた練りきりを玉子状に形づくり先端から良いところまでを包丁や料理バサミなどで切ります。あとはそれぞれを指の腹を使い伸ばしていきます。左右で長さを変えると見た目が良いかと思います。左右どちらを長くするかはお好みでどうぞ。
そして最後に伸ばした先端をそれぞれ巻き込んでいくと完成です。もう一工夫するとすれば、下部をバーナーであぶったりきな粉をまぶして土のイメージを出してあげるのも良いかと思います。
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