新年:一月一日~一月三十一日
≪新年の銘ー全般≫
・御代の春(みよのはる)、初春、新春、迎春、明けの春、今朝の春、千代の春、四方(よも)の春、庵(いお)の春、門(かど)の春、花の春、老いの春
春を正月の意味に用いてめでたい気分を表現することば。
・新玉(あらたま)
年・月・日・夜などにかかる枕詞(まくらことば)「あら玉の」が、新年をいう季語になったそう。
・淑気(しゅくき)
新年のおだやかな気配や気分をさす。
・元旦、歳旦、大旦、元朝(さいたん、おおあした、がんちょう)
「旦」とは朝のこと。いずれも一月一日の朝をさすことば。
・去年今年(こぞことし)
年末年始のあわただしさを表現していることば。
・初昔(はつむかし)
①元旦になってから前年をさしていう。過ぎた年を振り返る心で、新春に用いる。
②茶の銘。
次回は、茶の湯の銘ー季節のことば「新年ー天気・気候」
※参考文献「茶の湯の銘 季節のことば(淡交社)」
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