茶の湯日記

茶の湯の銘ー季節のことば「新年-天気・気候」

≪新年の銘ー天気・気候≫

・初茜、初日(はつあかね、はつひ)

元旦(元日の朝)に昇る初日(太陽)が茜に染めていく東の空の色と光。

・御降(おさがり)

元日あるいは三が日の間に降る雨や雪をいう。ちなみに御降があった年は豊作といわれている。

・彩雲、祥雲、瑞雲、慶雲(さいうん、しょううん、ずいうん、けいうん)

いずれもめでたいことが起きる前兆を示す雲のこと。五彩を放ち甘露(かんろ:昔の中国の伝説で、天子が仁政を行った治世に、天が降らせたという甘いつゆ)の雨を降らすといわれている。

・寒の内(かんのうち)、寒九(かんく)⇒寒九の雨、水

一月六日頃の寒の入りから三十日間を寒の内、寒入りの九日目を寒九という。寒九の雨は豊作の吉兆、水は薬になるといわたそうです。

・春の隣、春隣(はるどなり)

晩冬に春がすぐそこまで来ている気配をあらわすことば。

 

次回は、茶の湯の銘ー季節のことば「新年ー暮らし

※参考文献「茶の湯の銘 季節のことば(淡交社)」

 

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