本日の店主手作り和菓子は練りきり(餡子に白玉粉などを混ぜて練った上生菓子)で「椿」を作ってみました。
冬から春にかけての代表的な花「椿」。茶席で蕾の状態で生けられ、「茶花の女王」と言われることも。備前、信楽の花生が良く用いられています。そんな茶葉なの女王「椿」をようやく作ってみることができました。ずっと挑戦をしようと思いつつも去年も今年も何かと時間に追われ機を逃しておりました。初めてしては中々良くできたような気がします^^ゞ(自己満)。
用意するもの:
白こしあんと白玉粉で練り切りを作り、赤と緑と黄の色粉を用意します。本体を赤、花芯を黄、葉を緑とパーツごとに色付けしていきます。中に入れる餡はお好みで。
赤に着色した練り切りを丸めたあと手の平で伸ばし中餡を包み丸めます。
次に中心をマジパンスティックやその代わりになるもでくぼみをつけてきます。最初は小さなくぼみをつけそこから段々と外側にくぼみを広げていきます。この時中の餡が見えないように気をつけましょう!
広げたくぼみの外側を指の腹でつまみながら花びらの形を整えていきます。
次に本体に五等分になるよう三角棒(なければ定規や角材で代用:私はステンレス製の定規を使っています!)で花びらの線をつけていきます。
線をつけられたら今度は竹串などで表面のしわをつけていきます。
本体ができたら、黄色の練り切りを茶こしなどでこし花芯を作って本体のくぼみに飾り付けします。
最後に緑の練り切りを薄く伸ばし葉の形を作ります。型抜きを使うと便利です。その葉を本体に取り付ければ完成。
色味は赤の他に、白、ピンク、マーブルなどでバリエーションも豊富ですね◎
当店ではお茶道具の買取り・販売・喫茶をしております。
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