三月二十日は京都市下京区のお客様よりご依頼をいただくことができました。
ご依頼内容はお茶道具の買取りをご希望との事でした。ご依頼主様の叔母様が茶道教室をしておられ、残念ながらお亡くなりになられたのをきっかけに集めておられたお茶道具を処分したいとのことでした。
当初は「お稽古道具でも見ていただけるのでしょうか?」と多少不安もあられたようですが、「お茶道具であればお稽古道具でも全く問題ございません。きちんと拝見させていただきます。」とお答えさせていただき、安心していただけました。
確かにお稽古道具は価値的にいえば二束三文のものが多く、当店にご依頼をいただいたお客様から聞くお言葉は「最初は他のところでも問い合わせてみたけれどもお稽古道具ではと引き受けてくれるところが無かったです。」と耳にすることが多いです。ですが当店では状態が綺麗であればまだまだ次の活躍できる場へと橋渡ししてまいりますのでお茶道具であれば、新旧・高級・お稽古物問わず買取りはきちんとさせていただいております。
今回も一点ずつ拝見させていただき、お道具の用途や、それにまつわるお話も交えながら仕分けをし査定させていただきました。風炉釜、茶碗、水指、茶器、菓子器などまだまだ活躍できるお茶道具が沢山ありました。
査定結果をお伝えすると、「本当に丁寧に見ていただけて、叔母も喜んでいると思います。それだけでも嬉しいです。」とお言葉を頂戴し、査定金額にもご納得していただき沢山のお茶道具をお譲りしていただけました。今回お譲りいただきましたお道具たちはきちんと橋渡ししてまいります。
この度はこの厳しいご時世の中、また数ある業者の中より古道具さわだへご依頼をいただきましたこと感謝申し上げます。誠に有難うございました。
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