茶の湯日記

お茶道具・酒器の買取り。店頭にて。

七月十一日は店頭にてお道具を買取りをさせていただきました。ご依頼主様は二名で、兵庫県と大阪府より足を運んでいただきました。直近では依頼が急に止まっておりましたので大変有り難く喜ばしい限りでした。

ご依頼内容は茶道具として分類するなれば、茶懐石で活躍できる酒器と分類できますでしょうか、現代唐津焼作家藤ノ木土平の作品で、ぐい呑みが2点、片口が2点でございました。朝鮮唐津がぐい呑み、片口で一点ずつ。唐津の片口が一点。そして高麗写し「柿の蔕(かきのへた)」ぐい呑みが一点。いずれも状態は良くぐい呑みに関しては共箱でございましたが、片口は二点共に紙箱になりそこが評価に影響しました。
また、あわせて最近では現代作家の相場は低迷しており以前のように買取価格がつけられなくなってきております。その旨をきちんとご説明させていただき、精一杯の価格を提示させていただきました。その査定にご両名様共にご納得いただき作品をお譲りいただけることとなりました。

上段左より柿の蔕ぐい呑、朝鮮唐津ぐい呑、唐津片口、朝鮮唐津片口

今回おゆずりいただけました作品たちは次のほしい方のもとへときちんと橋渡ししてまいります。この度はコロナ禍の中、遠方より当店に足を運んでいただき誠にありがとうございました。

 

当店では新旧・書付ものからお稽古もの問わず

お茶道具であればきちんと拝見、買取りさせていただきます。

 

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