茶の湯日記

お茶道具の出張買取り、京都市北区。

九月八日はご贔屓にしていただいている、リピーター様よりお茶道具の出張買取り依頼をいただきました。

いつも数点と申し訳なさそうにお電話を頂戴しますが、このご時世当店としてはお仕事をいただけることは有難く、喜んでお伺いさせていただいております。

この日もお茶碗が数点とお電話でおうかがいしました。いつものようにおうかがいし拝見させていただきますと、お稽古茶碗が四点と古曾部焼寒川義崇作の伊羅保茶碗の計五点でした。

寒川義崇・古曾部焼 - 買取作家 -

・お稽古茶碗各種

 

この日の査定はお稽古茶碗はまとめての評価、寒川義崇作は現在企画展「遠州七窯を楽しむ。」のアイテムとなりますので一点で評価をさせていただきました。

第七回企画展「遠州七窯を楽しむ。」

寒川義崇作の茶碗は伊羅保とありましたがニュアンスだけにとどまった作品でございました。しかし、器体は良く古曾部焼高麗茶碗のエッセンスをバランスよく取り入れた一碗でした。

古曾部焼ー大阪府のやきもの

高麗茶碗ー日本の茶人が見出した美の産物ー

 

この日もご納得いただきお譲りいただけることになりました。お譲りいただきましたお茶碗たちは次のほしい方のもとへと橋渡ししてまいります。

この度も厳しいコロナ禍にも関わらず、いつもご依頼をいただき誠にありがとうございます。

当店では新旧・書付ものからお稽古もの問わず

お茶道具であればきちんと拝見、買取りさせていただきます。

 

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