≪浅見家≫
嘉永初年(一八四七)頃、京都清水の五条坂にて浅見家の初代五郎助が登窯を築き、茶器類、装飾品・食器類のやきものを始めました。この時、号を「祥瑞五郎助」としました。
創業以来各代に亘り伝統陶芸の発展に努め一九四三(昭和十八)年には、国より「三島手」の技法の技術保存作家の指定を受け、代々業界発展の功労などにより褒章を受勲受賞されてきました。
その作陶は高く評価され洗練された味わいをさりげない素朴さで表現した三島手・刷毛目手を最も得意とされています。また他にも祥瑞手染付・仁清風色絵・乾山風鉄銹絵も多くの数寄者から愛されています。なお各代に亘り、天皇陛下、宮内庁、宮家のお買上げを度々賜っておられます。
現在は六代目にあたりその伝統を継承されておられます。
≪作品一例紹介≫
≪箱書・陶印≫
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